『五聖神』での五行説について

 
『五聖神黙示録』の主人公は当然、5人と決まっていた。各巻ごとに主人公と舞台の違う小説を書きたかったので、『五聖神』が最適だった。となると次は主人公の外見や性格や経歴である。それは小説を読めばわかるだろう。
 因みに主人公たちはそれぞれイメージを持っているのだ。

 ファラン→白虎、剣士、獣人、格好いい、攻撃、純白、月長石、秋
 リシェール→玄武(水亀)、巫女、ウンディーネ、かわいい、技、濃灰色、オニキス、冬
 ケンドリオン→龍、狙撃者、エルフ、インテリ、頭脳、コバルトブルー、ターコイズ、春、
 サユ→朱雀、治癒士、赤い天使、美しい、スピード、スカーレット、日長石、夏
 バルトゥル→麒麟、ターザン、ドワーフ、ワイルド(逞しい)、防御、若葉色、クリソプレーズ、土用

と、こんな感じである。
『五聖神黙示録』はその名の通り、方角神、五行を扱った小説である。五行とは木・火・土・金・水のことであり、それぞれ色で言えば青・赤・黄・白・黒、方角で言えば東・南・中・西・北、季節で言えば春・夏・土用・秋・冬、方角神で言えば蒼龍・朱雀・麒麟・白虎・玄武である。
 但し『五聖神』は土が緑に変更されており、また五徳が変更されている。本来の五行の五徳は、木=仁、火=礼、土=信、金=義、水=智である。
『五聖神』の場合、木=智、火=愛、土=純、金=勇、水=安にアレンジしてある。主人公のイメージ合わせであり、現代の人間にとって必要な感情ともいったところだろう。
「正しく理智を使い、全ての生き物を愛で、純粋に生きて、悪に勇ましく立ち向かい、時には安らぎを持て」というのが『五聖神』の主人公である。