一次創作小説メイン、SF大好きな人には必見!

フューザーソルジャーズ誕生談

 
『フューザーソルジャーズ』は元々は主人公は女の子のジュナではなく、セレス王子だった。その『FS』の初期設定は国を乗っ取られた王子が人工生命体、融合獣と共にかつての王の子孫たちを探して、支配者を倒す話だった。しかし私は最初の80枚しか書いておらず、書き終えられても500枚を超す長編になるだろうと思った。500枚の長編を扱ってくれる懸賞応募はなかった。母に続きをせがまれた時、私は借金をもとめられているように感じ、この話を断念することにした。
 そして250枚から300枚の枠に入るよう、一部の人物を残してリセットした。主人公は王子ではなく、一般人女子のジュナにした。ジュナの家族や兄弟はどうしようかと思っていたが、母と二人暮らしにして父親は死んだことにした。まず物語の始まりはジュナ親子が新しい土地に引っ越してくるところから始めた。それから彼女の新しい生活が始まるのである。
 仲間も6人と6体の6組から、半分に減らしてだいぶ変えた。企画書もきちんと書いて、果てには地図まで作り凄く細かくなってしまったが、これからジュナの物語を広げるところだった。
 企画書とはプロットのことである。長編を書くにはちゃんと必要な企画を書く方がいいと思い、短編小説で訓練していた頃は企画書なし・下書きなし・ワープロで直接清書をしていた。1章の企画を書いては1章の下書きを書き、2章目の企画を製作しては2章目の下書きを書き、時々前章の気に入らない箇所や間違いを直し……を続けていて下書きを書いた。その後はワープロで清書しながら直していた。下書きでは280枚だったものがワープロにしたら312枚になっていた。2009年の4カ月(夏季)を『FS』に捧げていたのは私でも信じられなかった。
 しかも凄く残酷な設定を作ってしまった。この『FS』は気の弱い大人や10歳以下の子供にはあまり読ませたくない。
 何故『フューザーソルジャー』にしたかというと、私が動物好きなのとアクション好きなのと鉱石好きがミックスされ、私が苦手なチームワークをこの作品に託したかったからかもしれない。
 因みに登場人物の名前には共通や元ネタがあり、そういう風にしたかったのは作者である私が混乱しないようにしたためだと思う。以下名前の由来。

 ジュナ・父ゼマン・母セイジャ→さ行の名前。セイジャは「聖者」からきている。
 エルニオ→エルニーニョ現象から。姉のネリスはイメージでつけた。
 羅夢→果物のプラムから。因みに彼女の家族も果物からとった。
 トリスティス→「トリ」はラテン語の3から。
 ダイナ・タビソ→東芝のパソコン「Dynabook」のアナグラム。
 ラヴィエ・ネック→NECのパソコンのラヴィエシリーズとNEC素読み。
 融合獣は当然地球の生き物のもじり。融合獣のモデルも別のもじり。融合獣だけでなく、果物や野菜や穀物、花や食べ物ももじり。